京成3300形 ラストラン
今日は夜明け前に家を出て、3300形のラストランの撮影へ。
★京成電鉄 本線 佐倉~大佐倉にて
▼9S10 回送 3300形 3344編成+3304編成
まずは上野までの回送列車…ですが、3344号車の左目には涙の演出が!! 撮影者が揃って花粉症だの何だのと言ってました(笑)が、こちらとしても泣けてくる… 他の引退イベントでは見たことのない演出に一同驚きを隠せませんでした。
…と涙のステッカーに驚いてばかりで、金属バネ台車の3304編成と空気バネ台車3344編成が連結し、8両で走っていることに忘れそうなくらいでした(笑) このラストランに向けて数週間前から8両で編成を組み試運転するほど、バネの異種同士の連結はされてきませんでした(北総の7268編成、元3308編成と3316編成はともに空気バネ台車同士の連結)。というわけで、「ラストランでは3300形を8両で走らせたい…」という京成の強い思いからこのようになったのでしょう。
▼10S11 特急 京成成田行 3300形 3304編成+3344編成
「特急 成田山」のヘッドマークに加え、「S1K」表示、急行灯点灯と、上野から成田まで臨時特急として運行し、有終の美を飾った3300形。特に3304編成は1968年登場と、同形式内でのトップナンバーということもあり、よく2015年まで残ったなぁという気持ちです。1968年といえば、都営1号線、現在の浅草線が全線開業した年。その頃から都営線に直通し使われてきた車両とあって、本当に大切に扱われてきたんだと思いました。
私事ですが、3300形には都営線内の6両編成の列車でよくお世話になりました。当時は93K運行として、夕方に浅草線に乗り入れ、6両の快速成田行として運転されていました。そんな3300形の4両ではない長い姿を久々に見れて、少しだけ懐かしい気分に浸れました。
ここからは過去に撮った画像を掲載します。
▼ずっしりとした車体でありながら、人を和ませるような顔立ち。2015.1.28 京成金町~柴又にて
▼細い路地を縫うように走る金町駅付近は、23区内では少ない単線区間。2014.1.28、京成金町~柴又にて
▼丸みを帯びたその車体は、約半世紀前のデザイン。2014.1.28 柴又~京成金町にて
▼こちらは"ファイアーオレンジ"塗装の3312編成。2013.3.20 京成金町~柴又にて
▼"都営地下鉄開業50周年記念フェスタ"として、西馬込に招待された3324編成。今となってはもういない者同士が並んでいました。2010.12.4 馬込車両検修場にて
▼"赤電"塗装の3324編成ラストラン…ですが、対抗列車に被られたこともありました。2013.3.20 京成関屋にて
赤電塗装が引退の時も 特急 成田行 として運転していました。
▼「京成の動揺測定」といえば、いつも3304編成でした。引退後はどの形式・編成が受け継ぐのでしょうか。2014.12.10 青砥~京成高砂にて
回送列車も撮っていました。
▼本線を行く休日4連755定期回送。2013.12.8 八千代台にて
▼こちらは平日の4連の961定期回送。2014.2.24 ユーカリが丘~京成臼井にて
…と、3300づくしでしたが、京成の顔がいなくなってしまうだけあって悲しいです。ありがとう、3300形。
bicycle tetsuMan
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