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2015年3月23日月曜日

2015.3.23 Mon

北総7260形ラストラン/廃車回送


 22日(日)には北総の7268編成がラストラン、今日23日(月)は印旛車両基地~宗吾車両基地で廃車による臨時回送がありましたので撮影しました。2日分をまとめて掲載します。

・22日(日)
北総鉄道 北総線 西白井~白井にて
 ▼1001N 特急 印西牧の原行 7260形 7268編成
 北総線の下りでは"春まつり号"以外では見ることのできない臨時の"特急"。夢であってほしいと願いながらも現実となってしまった最後の運転。桜が咲く前に引退してしまうとは…

・23日(月)
京成電鉄 本線 菅野~京成八幡にて
 ▼1289N 回送 宗吾参道行 編成同上
  営業運転終了後のホントのラストラン。いつもの宗吾入場と変わらぬスジですが、今日はワイパー付近の窓ガラスに、昨日使われたヘッドマークのレプリカが置いてありました(画像では超小さいです)。もう戻ることの無い京成線を走り、これで最後の最後を見送った感じです…
 終焉間近には車体がボロボロになりながらも、関東最古の地下鉄直通車両として毎日力走していました。


 ▼京急蒲田付近下り高架化の前日。その日も7268は走っていました。2012.10.20 京急線大森町~梅屋敷にて

 ▼昼間は専ら羽田空港と印西市を往復していました。2013.8.8 松飛台にて

 ▼晩年には快特運用にも就いた。2014.3.16 京急線立会川にて
 京浜急行の日中最速種別の"快特"ですが、スジはエアポート急行と一緒。年寄り車両にやさしいダイヤ。

 ▼西馬込を発車する7268編成。2013.10.11

 北総車の平日運用は西馬込に入る運用が多く、夜間では泉岳寺~西馬込の往復運用も存在する。

 ▼早朝の特急運用に就くことも。2014.9.19 京成線四ツ木にて

 印旛日本医大発羽田空港行で、北総線内普通、京成線内特急、都営線内急行、京急線内エアポート急行という種別の変化に富む列車。この日は珍しく幌板が跳ね上げてありました。

 ▼地下鉄を走る抵抗制御車両。2014.11.7 都営線浅草にて

 地下では車両の抵抗器から発生する熱でトンネル内の温度が上昇するため、現在ではチョッパー制御やVVVFインバータを用いて熱やそれに伴う余分な電力を抑えています。都営浅草線では乗り入れてくる7260形と京成の3500形が抵抗制御車両でしたが、どちらも乗り入れなくなり開業以来走り続けた抵抗制御車両はようやく0になりました。


 7268編成の"代わり"には京成の3748編成→北総の7328編成として、北総での生活が始まるそうです。北総鉄道としても、7300形が4本在籍することになり、これは社内最多の形式数に。同じ形式で揃えたほうが検査や修理でコストダウンになり有利なことから合理的と言えます。

 そんなこんなで引退してしまった7268編成、もとい3308+3316編成。47年間お疲れ様でした。
bicycle tetsuMan

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